「制作便り」① 2022.05.26
「お知らせとお詫び」
みなさまにご支援いただいた『極私的疾走の軌跡』、『映画宣伝おばちゃん』制作・刊行のためのクラウドファンディングを終えて2か月余が経過しました。
この間、著者の小林さん、松井さんは、みなさまの期待や支援に応えるべく連日執筆に励み、私たち制作スタッフも作業を進めています。そんなお二人やスタッフの動きを中心に、今後、刊行まで2、3週間に一度のペースで「制作便り」をここに掲載します。
第1回の便りですが、小林さん、松井さんの予定稿のほんの一部を(画像で)紹介しています。ぜひこれを読んで、どんな本になるかイメージしてください。
それから、自身が宣伝を手掛けた映画『教育と愛国』 https://www.mbs.jp/kyoiku- aikoku/ が大ヒットしている松井さん(映画宣伝おばちゃん)のお仕事中の写真を載せています。あわせてご覧ください。
念のために申し上げますが、この画像やテキストなどを許可なく転送したり公開したりすることのないようお願いいたします。
さて、みなさまにお詫びしなければならないことがあります。
小林、松井御両人の本のお届けをクラファンのリターン欄で「8月」と記していましたが、それが10月にずれ込む可能性が高くなってきました。プライバシーに関わることなので、これまで伏せていましたが、実は、小林さんがクラファン公開期間中、足に大怪我をされて長らく入院されていました。退院後も本調子ではなく執筆が滞ったのですが、初春にまた別の怪我を…。
小林さん、遅れを取り戻そうと4月以降懸命に筆を進めていますが、6月末までに初校ゲラ、再校ゲラを出し、7月末までに印刷・製本会社にデータを納めるという当初のスケジュールを履行することがかなり難しい状況になっています。ここまで来て事を拙速に進め、作品の水準を落としたくないので、小林さんには、あと5週間、じっくりと筆を進めていただきたいと考えています。
同じくもう一人の著者・松井寛子さんも「映画宣伝」の本業が好調で多忙を極めているため、本の中に盛り込まれる数々のエピソードの細かな事実確認作業などが滞っていますが、小林さんより2週間ほど早く制作作業が完了します。ただ、小林・松井「2作品同時刊行」は崩しません。
そんなわけで、印刷・製本会社への全データ納入は9月下旬になり、みなさまへの本のお届けは10月12日~22日になる見込みです。
本当に申し訳ございません。当初の予定より2カ月ほどずれこんでしまいますが、どうかご容赦ください。
零号出版スタッフ一同
小林佐智子『極私的疾走の軌跡』(予定稿)
松井寛子『映画宣伝おばちゃん』(予定稿)
2022年3月『教育と愛国』の試写会場(シアターセブン)受付にて。来場者を待つ3人。
松井さんの隣は同作品プロデューサーの澤田隆三さん、その右隣りは監督の斉加尚代さん。
上映終了後に監督らが挨拶。
その様子を観客席後方から撮る松井さん。